べあっぴです
今日は...
普段使っているティシューですが、1年ぐらい前から無漂白のものを使っています
特に何があったからというわけではありませんでしたし、気になってもいませんでしたが
何か違いはあるのかな?とふと疑問に思いましたので、調べてみました
「ティシュー」?「ティッシュ」?
本題に入る前にまず、呼び方についてです
僕はいつも「ティシュー」と言っているので、検索するときも「ティシュー」で検索してみましたが、検索結果はほとんどが「ティッシュ」と表記されていました
僕の呼び方は間違っているのでしょうか?
気になってしまったので、ここから解決していきます
どっちでもいいね
![](https://taverna-bearppi.com/wp-content/uploads/2020/05/kelly-sikkema-RmByg5kFfQg-unsplash.jpg)
日本製紙クレシア株式会社によると
ティシューペーパーはアメリカで生まれたものであり、語源である英語のつづりが“tissue”のため、日本で初めてティシューを製造販売した当社では、今でも英語の発音に近い「ティシュー」と表記しています。日本の業界団体では「ティッシュ」と表記しており、一般的にはどちらでもかまわないようです。
引用元:日本製紙クレシア株式会社ホームページ 「良くある質問」の項より
とのことです
どっちでもいいみたいですね
正式な発音だと「ティシュー」になるようです
「ティッシュ」はよくある、日本語発音でそのまま定着したってゆうパターンでしょうか
とりあえずわかってよかったです
僕も今まで通り変えずに「ティシュー」と言いますね
漂白にも種類がある
さて、本題です
ティシューを生産する工程で「漂白」という工程があります
これは、「殺菌する」ということと「白くする」ことが主な目的になります
「白」という色のイメージは清潔感を出すのにとても良いです
ですのでティシューのようなものは、漂白されている方がイメージはいいと思います
漂白する理由はよく分かりますね
無漂白のものはナチュラルな薄茶色のようなものです
![](https://taverna-bearppi.com/wp-content/uploads/2020/05/kleenex-5610_640.jpg)
対して一般的に流通している白いものは漂白されているものになります
![](https://taverna-bearppi.com/wp-content/uploads/2020/05/kleenex-2202241_640.jpg)
そしてこの漂白されている方法も種類があり、分かりやすいところだと
・塩素漂白
・無塩素漂白
に分けられます
みてもわかるように、「塩素」を使っているか、使っていないかということですかね
塩素を使っているかいないかは、大きな違いになってきます
塩素漂白とは
特徴としては
・強い殺菌力
・強い漂白力
があります
身近のものでは、キッチンハイターやカビキラーなどが塩素漂白剤と呼ばれるものです
使ったことがある方はご存知だと思いますが
その効果は絶大ですよね?
それと同時にかなり危険なものであるということもご存知だと思います
「必ず換気をしながら使う」「混ぜるな」「皮膚に触れたらすぐ洗う」こんな表記があります
それだけ人体にとっては有害なものです
ティシュー等のパルプの漂白の場合も
「塩素」・「次亜塩素酸塩」・「二酸化塩素」・「過酸化水素」などを使用して漂白を行います
特に「塩素」「次亜塩素酸塩」が有機化合物を発生させます
これが問題になっていました
この2つの成分を使用しない漂白方法として「無塩素漂白」が開発されたのです
*今では塩素漂白を使ったパルプの漂白の方法は、現在はほぼなくなったそうです
無塩素漂白とは
![](https://taverna-bearppi.com/wp-content/uploads/2020/05/dan-gold-aJN-jjFLyCU-unsplash.jpg)
今のパルプの漂白は基本「無塩素漂白」での方法です
塩素ガスを使用せずに、「オゾン」・「二酸化塩素」・「過酸化水素」などをを使用して漂白を行います
この方法で漂白したパルプは『ECFパルプ(Elemental Chlorine Free)』と呼ばれたりもします
今の無漂白パルプと呼ばれるものはほとんどこの、ECFパルプだそうです
特徴として、漂白に塩素を使用しないので、パルプへのダメージが少なくリサイクルしやすいので環境に優しいです
ちなみに「二酸化塩素」も「塩素」じゃないの?と、疑問が沸きますが、
これは酸素を利用した酸化によって漂白を行っているので、塩素による漂白ではないとのことでした
殺菌効果もあります
ただ注意なのは、「人体への安全性は確立されていない」ということです
そしてこのECFパルプは、基本的に塩素を含まないのですが、元素レベルになると話は変わってきます
本当に微量らしいのですが塩素化合物が漂白したものに残るそうです
必ずしも危険なものではないが、危険でないとも言い切れないということですかね
TCF(Total Chlorine Free) パルプという方法もあり、塩素を全く含まないそうです
元素レベルで見ても塩素を含んでいないとのこと
ただし特徴として「コストがかかる」ことと、「漂白の際にパルプ絵のダメージがある」ので再利用がしにくいということです
環境面を考えるのであれば主流の「ECFパルプ」ですが、
人体への影響面を考えるのであれば「TCFパルプ」ということになりますね
どちらも一長一短あり難しいと言えますね
どちらがいいの?
![](https://taverna-bearppi.com/wp-content/uploads/2020/05/daniel-maas-RR-FwGB6PEU-unsplash.jpg)
ということは、見た目などを考えなければ「無漂白」のものがいいということですかね
しかし漂白は殺菌も兼ねていますので、その辺りが気になる方は漂白のものを使うのもいいと思います
呼び方と同じで自分の好みなどに合わせて使用すればいいのではないかと思いました
人によっては漂白されていることで、化学物が加わりお肌などに影響を及ぼす可能性もありますね
個人的には自然のものでないものは身体に悪影響を及ぼすと考えています
食品添加物と同じように
なるべくリスクは避けたほうがいいのではないかと思います
いかがだったでしょうか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました
over
コメント