べあっぴです
今日は...
大好きな映画の紹介です
クセになる笑いが何度も観たくなる
見る度に新たな発見がある
そんな映画です
＊【映画感想レビュー】はネタバレを含んでいますので、まだ観てない方はお気をつけください
亀は意外と速く泳ぐ 評価：★★★★★
キャスト 上野樹里 蒼井 優 岩松 了 ふせえり 要 潤 伊武雅刀 松重 豊 村松利史
森下能幸 緋田康人 温水洋一 松岡俊介 水橋研二 岡本信人 鶴田久作
スタッフ 脚本・監督：三木 聡 制作：橋本直樹 プロデューサー：佐々木亜希子
撮影：小林 元(J.S.C.) 主題歌：レミオロメン「南風」 制作：株式会社ウィルコ
２００５年制作
あらすじ
平凡過ぎる主婦（上野樹里）が、ある時「スパイ募集」の張り紙を見つける
脱平凡を目指し面接に向かうと、まさかの「採用！」
スパイとなった主婦の日常はどうなっていってしまうのか？
簡単にいうとこんな感じの「コメディスパイ映画」です
監督は「イン・ザ・プール」や「時効警察」でお馴染みの三木聡
出演者も豪華な面々です
三木聡ワールド全開に繰り広げられています
多分この作品に一番らしさが詰め込まれているんじゃないかと思っています
感想
さてこの映画「コメディスパイ」と表しましたが、
コメディ要素：８ スパイ要素：２
と、ほぼコメディだなと思います
コメディスパイ映画というとローワンアトキンソン主演の「ジョニー・イングリッシュ」や
「スパイキッズ」等を僕は思い浮かべましたが
そんなアクション的な要素は皆無です
ここでゆうスパイとは「平凡に暮らすこと」で、なんとも現実的なことを指しています
いかにスパイであることを悟られないで過ごせるのか、そんな映画です
例えば
・スーパーで買い物をするときには何を買ったら平凡なのか？とか
・ファミレスで何を注文すれば店員さんの記憶に残りにくくなるかなど
そんなゆる〜いストーリーになっています
ここが見どころ
豪華な俳優さんたちの演技
出演者を見てもわかるように本当に豪華な俳優さんです
・上野樹里・・・平凡な主人公
・蒼井優・・・主人公の幼なじみ 洞窟に住んでおり日夜、破天荒に生きている
・岩松了 / ふせえり・・・スパイを募集していたある国のスパイ夫婦
・要 潤・・・実はヅラな主人公の初恋の先輩 微妙な奥さんと微妙な子供持ち
・伊武雅刀・・・スパイを追う緩過ぎる公安の刑事
・松重豊・・・不味くもなく美味しくもないラーメン屋さんの店主 本当は美味しく作れる
・村松利史・・・元傭兵のお豆腐屋さん
個性的でかつ、演技力の高さが見どころ
そんな俳優さんを監督の三木聡がうまくまとめていると感じました
所々に小ネタ、三木ワールド満載
この映画は本当に小ネタが多いです
多すぎて小ネタなのかそう
じゃないのか分からなくなります
くだらな過ぎるけれど、こだわりが込められています
それがこの映画の魅力でもあり何度も観たくなる
見る度に新たな発見がある要因になっていると思います
この小ネタはぜひ実際に見て確かめていただきたいです
・ストローで肝臓を作る
・うずらの卵で１００目玉焼きを作っても美味しくない
・かりんとうを水に一晩つけて置いておくと... などなど
スパイ募集
スパイ募集の張り紙を見つけるシーンでも
・１００段階段という３０秒で登れるといいことがある
・階段上からりんごがたくさん落ちてくる
・スパイの張り紙がすごく小さい
たくさんのワールド要素が詰まっています
と書き出すとキリがないほどのボリュームです
総評
ストーリーはちゃんと１本スジが通っているものがありながら
グダグダと大きく逸れずに進んでいく感じで
テンポもいいいので観終わるのもあっとゆうまです
最後の方は結構シリアスな雰囲気になっていきますので
全刃からのギャップも楽しめます
気軽に見れる映画でありながら、不思議と目が離せず引き込まれてゆきます
僕にとっては２度、３度と何回も見たくなるそんな作品でした
（実際に７、８回は見ています それ以上かな）
主題歌のレミオロメンの南風もエンドロールで流れますが、妙にマッチしていて最後まで楽しめました
まだ観ていない方はぜひ観てみてください
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