べあっぴです
今日は...
最近興味を持った甘酒についてです
発酵食品って美味しいですね
甘酒は2種類ある
甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります
甘酒で米麹甘酒を指しているのか、酒粕甘酒を指しているのかはとても大事です
そもそも作り方から違います
その為、摂取した際の栄養や効果なども変わってくるんです
では、それぞれどう違うのでしょうか?
酒粕甘酒とは
日本酒を作った際にできる固形物を酒粕と言います
この酒粕を水と砂糖で割ったものが酒粕甘酒と呼ばれるものになります
・砂糖が含まれていること
・アルコールが含まれていること
この2点が酒粕甘酒の主な特徴です
酒粕甘酒にも良い点はたくさんありますが、僕はどちらを摂取した方が良いかと聞かれたら、確実に米麹甘酒と答えるでしょう
上記の砂糖が含まれていることはおすすめしない大きな要因ですが、
もう一つのアルコールが含まれていることも大きいです
アルコールが含まれているので気軽に飲めない
ということと
独特の癖がある
ことが挙げられます
ただアルコールは約70度以上で飛ばせるので気にすることなく飲めるようになるのですが
そうすることで
酵素が生きていた場合に活動停止(失活)してしまうのです
*酵素が失活するとなぜ良くないのかは下の方で説明します
これらの理由から僕は酒粕甘酒でなく、米麹甘酒をおすすめします
米麹甘酒とは
米麹とお米、水を原料とし麹が発酵してできたものを「米麹甘酒」と言います
米麹とは
蒸したお米に麹菌を繁殖させたものです
麹菌は白カビの1種で味噌や醤油などを作るのには欠かせないものになります
特徴
60度ぐらいで活発に活動するが70度以上になると酵素が失活してしまいます
*ただし酵素は失活してしまいますが、食物繊維などの成分は残るそうです
酵素の働き
失活していない酵素によって分解された栄養は吸収率が良いと言われています
これにより、失活してしまったものと比べると
・消化の負担が軽くなる
・負担が軽くなることで代謝が良くなる
・それにより病気になりにくい
などが挙げられます
酵素を失活させないことで失活したものよりメリットが増えるのです
せっかく摂取するのだからあったほうがいいですよね
米麹甘酒は発酵食品
米麹甘酒は発酵食品です
ですので砂糖が入っていませんがとても甘いのが特徴です
もちろんアルコールも入っていません
米麹甘酒はなぜ甘くなるのか?
米麹甘酒の甘味は100%ブドウ糖で、発酵で生み出される自然な甘さです
麹が発行する際にアミラーゼという酵素が米や麹のでんぷんをブドウ糖に分解することで、甘くなるとのことです
よく「飲む点滴」などと呼ばれているものは米麹甘酒を指しています
これは栄養を補給する時の点滴と同じ成分だからだそうです
米麹甘酒は栄養の補充のほか、腸内環境が良くなる善玉菌の乳酸菌も含まれています
米麹甘酒を摂取することで、善玉菌も増えるし、善玉菌の餌も増えることになります
腸内環境が良くなることでの効果や、善玉菌の効果については
なんだかおならが臭いんだけど…『原因』と『対策』
の記事でも詳しくまとめていますので良ければ見てみてください
米麹甘酒の効果
米麹甘酒を作る際に麹菌が繁殖しますが、このときにビタミンなどの栄養素も作り出します
ビタミンB群では、「ビタミンB1」、「ビタミンB2」、「パントテン酸」、「葉酸」、「ビオチン」
そのほかでは「ブドウ糖」、「アミノ酸」などがあります
上記も含めそのほか、実際にどんな効果があるのか見ていきたいと思います
美肌効果、保湿効果
ビタミンB群のパントテン酸に美肌の効果があります
同じくビタミンB群のビオチンには髪や爪の健康維持や皮膚炎を防ぐ効果があります
人体では作り出すことのできない必須アミノ酸も豊富に含まれています
肌の保湿効果、バリア機能を担う成分があり
肌や髪にハリが出ると言われています
麹に含まれているコウジ酸にはメラニンの生成を抑える作用があります
メラニンの色素沈着を抑える効果により、シミ、くすみ等を予防できます
厚生労働省に美肌成分として認可されているものです
疲労緩和、高血圧の抑制
ビタミンが補われることで疲れにくくなったり、体が軽くなる効果があります
特にブドウ糖には疲労回復効果があります
そしてペプチドという成分も含まれており、高血圧の抑制効果があります
認知症に効果がある
お米に含まれているフェルラ酸というものには、アルツハイマー型認知症改善効果があるとされているとのことです
その他様々な効果
大きな効果は腸内環境が良くなることで得られます
・糖尿病予防
・うつ病など改善の可能性
・大腸がんのリスクが減る
・アトピーなどのアレルギーの改善
・ダイエット効果
・胃もたれ、便秘の解消
などなど様々な効果が米麹甘酒にはあります
これらの効果については
なんだかおならが臭いんだけど…『原因』と『対策』
の記事で詳しくまとめていますのでぜひ読んでみてください
米麹甘酒はどれがいいの?
米麹甘酒は市販品も数多く出ていますので、手軽に入手できますね
中には添加物や砂糖が含まれているものもありますので注意しましょう
ただし、上記の商品も含め市販品の多くは加熱処理されており酵素が失活してしまっています
これは発酵が継続することで味が変わってしまうことを防ぐためだそうです
酵素が失活していても食物繊維などの成分は残りますが、吸収率は悪くなってしまいます
効果的に栄養を吸収してかつ、最大限に米麹甘酒の恩恵を受けるためには、酵素が失活していない生の米麹甘酒を摂取するのが望ましいのではないかと思いました
どれぐらいの量飲めば(食べれば)いいの?
米麹甘酒は継続して摂取することで様々な効果が得られます
一度にたくさん摂取しても逆効果なのです
毎日100〜200mlほど摂取すると良いと言われています
飲み方、使い方
米麹甘酒はそのまま飲むだけでなく、いろいろな飲み方や活用方法があります
そのまま飲む際はお水と割って飲むと美味しく飲めます
割らずに飲むと結構甘いです
温めて飲む際には同様に水で薄め、温度は60度以上にならないように注意しましょう
*酵素が失活してしまいます
甘酒と果物等と合わせてミキサーにかけスムージーにしたり、
牛乳などと割って飲んだり
そのほか料理に使うこともでき、米麹甘酒は素材の味を邪魔しないので様々な料理にアクセントとしても使えます
お砂糖の代わりに使うことでも、最大限に甘酒の効果を発揮できます
お砂糖だと甘味だけですが、甘酒であれば甘味のほか
「ビタミン」「アミノ酸」「食物繊維」も一緒にとれ、
糖質や脂質の吸収を抑えることができます
自分で作ろう
米麹甘酒買うのもいいですが、簡単に安く作れますので自分で作るのがおすすめです
ここでは僕が作っている方法と道具をご紹介します
作り方は様々ありますので参考程度に見ていただいて、自分の環境に合った方法を見つけてください
必要なもの
ヨーグルトメーカーか低温コンベクションオーブン
こんなやつです
こちらはヨーグルトメーカーですが温度調節ができるので、甘酒やそのほか発酵調理に使えます
僕も同じものではないですが、同じメーカーの前のモデルのものを使っています
低温コンベクションオーブンは
テスコム 低温コンベクションオーブン買いました TSF601『レビュー』
の記事で紹介していますので、興味があれば読んでみてください
米麹
欠かせないものです
米麹の働きにより甘酒は作られます
生麹と乾燥麹がありますが扱いやすいのは乾燥の方です
こちらは僕も使っているもので、とても美味しくできます
ご飯、水
米麹と水だけでも作れますが、冷やご飯で作れますので、傘増しの役割も果たし、コストも抑えることができるのでご飯はあったほうがおすすめです
作り方
①米麹1:ご飯1:お水3の割合で全て容器に入れて混ぜる
②ヨーグルトメーカーか低温コンベクションオーブンに入れて
温度を60度に設定して、12時間発酵させる
*途中開けてよくかき混ぜるとムラなく出来上がる
③完成
とても簡単にできます
保存は1週間をめどに使い切りましょう
因みに甘酒を「飲むのも、作るのもちょっと...」とゆう方には
なんと手軽に飲める、酒粕甘酒のサプリメントというのがありますので
気になる方はチェックしてみてください
まとめ
・甘酒には「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」がある
・より効果的に栄養を吸収できるのは「米麹甘酒」
・腸内環境が良くなることで様々な効果が得られる
・ビタミン類を摂取できることで様々な効果が得られる
・お砂糖の代わりに使おう
・市販品の米麹甘酒は無添加のものを選ぶ さらに加熱処理されていないものが望ましい
・毎日摂取することで効果が得られる
・自分で作ろう
いかがだったでしょうか
甘酒一つとっても様々な効果がありました
そして毎日継続して摂取することで様々な効果が得られることがわかりました
ぜひ自分で米麹甘酒を作って体の中から人生を豊かにしていきましょう
ここまで読んでいただいてありがとうございました
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