べあっぴです
今日は...
普段から食品の保存に琺瑯の容器を使っているのですが、
ある時気がつくと黒い汚れがあるではありませんか!
しかしこの黒いもの実は汚れではなく、表面の琺瑯のコーティングが剥がれて、中の金属部分が見えてしまっているんです
なんでも調べてみると、琺瑯はガラスのようなものらしく、ぶつけたりしてしまうと簡単にこのような現象になってしまうとのこと
えーショック。
まぁこのまま使っても問題ないらしいのですが、見た目がなんとも格好悪くなってしまうので、なんとかならないかと調べたところ
ホーローの補修剤なるものがあるとのこと
これはぜひ補修したいと思い、試してみました
今回補修するもの
野田琺瑯のバットです
これは買ったばっかりでまだそんなに使っていなかったのですが、気付いたら剥がれていました
こちらを補修していきます
今回使用した補修剤
今回使用した補修剤はコニシ株式会社から出ている
「ボンド ホーロー補修用 ホワイト 8gセット」です
今回使用したものは色が合っているホワイトですが
他にもブルーがありますので、補修するのに合ったものが選べます
今回は行っていませんが、水性絵具を加えることで好みの色にすることもできるとのことでした
主にキッチンやトイレで使うものとのことで、浴室、浴槽には使用できません
知っておくべきこと
こちらの補修剤を使用する上で覚えておきたいことは
『飲食物が直接触れる部分』
『直火が当たる部分』
の補修、接着には使用できない
ということです
例えば、
・食品の保存の用途かつ補修箇所が内側のもの
・ミルクパンなどの直接火にかけるもの
これらには使用できないとゆうことですね
ここは注意しましょう
ちなみに今回僕が補修するものは、食品が直接触れない外側なので大丈夫ですね
一応接着出来ないものの注意書きが書かれていますが
基本的に琺瑯に使うのであれば気にする必要はないです
危険物である
この製品は
・飲み込んだり、皮膚に触れると有害
・遺伝性疾患おおそれ
・生殖能、胎児への悪影響の恐れあり
と書かれていますので取り扱いには十分に注意しましょう
実際に使用してみると、一番気になったのが「刺激臭」です
使用する際には風通しの良い場所で、使用後は必ず換気を行うようにしましょう
本当匂いが独特の刺激臭でやばいです
気分悪くなります
気をつけて使用して下さい
実際に使用してみます
内容物
修復剤の内容物はこんな感じで
・修復剤2本(A剤・B剤)
・ヘラ1本
が入っています
右上の紙切れはパッケージの台紙を切り取って使う紙べらです
はじめに行うこと
まずは補修箇所の確認です
サビ、ごみや汚れがある場合にはあらかじめ綺麗にしておきます
今回僕のものにはサビがあったのでやすりで削りました
手順1.「2つの剤を混ぜる」
まずは入っている2本の剤を均一な量で混ぜ合わせます
このときに混ぜ合わせる容器ですが、簡易容器でかつすぐに破棄できるものをおすすめします
今回僕が使用したものは調味料入れです
「少し混ぜるだけだし」と思ってこちらを使用しましたが、この剤なかなか落ちません
水で洗い流せるだろうと甘く考えていましたが、全くです
洗い流すのにも一苦労でした
手順2.「補修箇所に混ぜ合わせた剤を塗る」
補修箇所に混ぜ合わせた材を塗っていきます
10分ほどで乾き始めてくるので気を付ける
剥がれたところを補うようなイメージで塗っていき、余分な剤は紙べらで落とし平にしていきます
あまり強く拭き取ってしまうと層が薄くなってしまうので気をつけます
塗り終わったら3時間ほど乾かします
手順3.「紙やすりを使って補修箇所をならしていく」
3時間乾かしたら、紙やすり(400番)を使って補修箇所を平らにしていきます
表面を平らにしたらこのまま24時間ほど置けば完全に固まり完成となります
さいごに
いかがでしょうか?
結構きれいに補修できたのではないでしょうか?
補修作業も割と簡単でした
危険物であることに注意していれば何も問題なく行えます
皆さんも琺瑯製品で欠けてしまっている物がありましたら、お好みに応じて補修してみて下さい
ここまで読んでいただいてありがとうございました
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