べあっぴです
今日は...
元イタリア料理人の僕が今までに読んで、
「これは良かったな」「勉強になるな」「読むべきだな」
と思ったおすすめの本を『6冊』ご紹介したいと思います
この6冊だけは今でもとっておいてあるほどおすすめの本です
① 新版 イタリア料理教本
イタリア料理店の「エル・カンピドイオ」を開店した吉川敏明さんが書いた本です
本自体は雑誌ぐらいのサイズで、ちょっとした辞書ぐらいの厚さ、重さがあります
なかなか持ち歩くのは難しいのかもしれませんが、内容はとても素晴らしいものになっています
教本という名の通り、基礎的な事がかなり細かく書いてあります
構成としては、食品ごとにジャンルが分かれており、まずそのジャンルを詳しく紹介してから、食材を説明
その後にその食材を使った料理の紹介というふうになっています
この構成がとてもわかりやすいです
料理自体はプロ向けです
いざ同じものを作りたいと思っても、通常だと食材が手に入らないので再現しづらいものもあるのですが、違う食材で応用したりするといいと思います
イタリア料理の勉強には1冊持っておくと、見ていても楽しいですしとても参考になります
著者の吉野敏明さんの本はかなり参考になる本が多いのでおすすめです
② イタリア地方料理の探究
こちらの本も本格的なイタリア料理の本です
タイトルから分かるように、地方料理にスポットを当てています
イタリアの各州の伝統的な料理を紹介しています
しかも各州ごとに違った料理人の方が解説、紹介していますので、より詳しく本格的な料理を知ることができます
ただ地方料理の詳しいことがわかるのですが、料理のレシピは載っていません
レシピ目当ての方には向いていません
③ 極旨パスタ
パスタにスポットを当てた本です
3人の料理人がそれぞれ20種類ぐらいのパスタを紹介しています
作り方から、レシピも載っています
この本に載っているパスタのレシピは本格的で、勉強になることが多く初心者の方でも作り方を参考にすれば、家庭でも本格的なものが作れると思います
レシピなどもとても見やすくわかりやすいです
パスタ本の中ではおすすめです
④ イタリア料理用語辞典
イタリア料理人なら誰しもが持っているであろう本です
タイトル通りに料理用語辞典です
イタリア料理用語の和訳、読み方や日本語からも調べられるように「和→伊」に対応しています
用語辞典だけでなく、レシピの読み方の解説、動物の部位のイラスト付き解説、調理場で使う用語の解説なども載っていますので、必携のアイテムですね
⑤ ブオナッシージの基礎イタリア料理
本格的以上を知る本
何も知識がない状態で読んでも書いてあることがわからないほど
ある程度イタリア料理の知識がついてきてから読むと、書いてあることがわかりとてもためになる
イタリア料理の起源、歴史からレストランのあり方まで
レシピ等はほとんど載っていませんが、イタリア料理、イタリア料理人、イタリア料理店はこうあるべきという指標を示してくれる本です
かなり上級者向けです
⑥ 10皿でわかるイタリア料理
うってかわりこちらはイタリア料理初心者向けの本です
イタリア料理を10品紹介しそれぞれの料理から、イタリア料理のことを教えてくれる本です
初心者向けですが、書いてあることは本格的です
日本とは違う文化なども学べます
例えば...
・イタリアではお米の料理など(リゾットとか)を食べるときにはフォークを使う
日本だと多くの人がスプーンを使うのではないでしょうか?(カレーとか)
なんでイタリアではフォークなのかが読めばわかります
まとめ
いかがだったでしょうか
どの本も僕が読んで実際に、ためになった、勉強になったと思った本の中から厳選したものです
イタリア料理はよくわからないという方にはまずはこちらを読んでみてください
イタリア料理がどんなもので、どんな魅力があるのか楽しんで読むことができます
逆にレベルの高いことを知りたいという方はこちらの本を読んでみるのはいかがでしょうか?
意外と知らなかったことなどが知れるかもしれませんよ
ここまで読んでいただいてありがとうございました
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